DODAで理想の平均年収を知ってキャリアアップにチャレンジ

待遇というのは中途採用者にとって非常に興味のあるところです。DODAでは転職者の動向について、いろいろな調査を行っているのですが、年収についてはどういう結果がでているのでしょうか?まずは、年代別の調査では、20代から60代にかけてホワイトカラーの全種目平均(DODA調査、サンプル数10万、2012年?13年)では349万円(20代)から、756万円(50代)と一見年功序列体系の年収がわかります。ですが、実態はあくまで「平均値」に過ぎず、40代以降は特に業種、職種、個人によってばらつきが大きいことが分かってきました。

 

業種別では、技術系の年収が高く、販売系は低い傾向です。ただ、同じ技術系でもその中身は子細なジャンルに分かれており、ここから読み取れるのは「転職動向」がかなりあることがわかります。販売系は個人によってスキルが違い、高スキルの人材にはハンティングの声がかなりかかる事実があります。

 

つまり、スキルが高まれば、違う業種への転職という選択も可能になります。もちろん、転職ありきでいう訳ではありませんが、年収を語るときには「年功序列」という従来の図式は崩壊している、といってよいのです。そのため、全ての業種で入社してから自分の新たなスキルを見つけ、年収を増やすために転職していく動きが活発なのです。

 

ただ、気をつけなければならないことは、DODAの調査でも触れていないことがある、という点です。それは「転職によって年収が増えたか」ということです。待遇は応募者が一律に気にしているところですが、転職をしたからといって年収増加に結びつく訳ではありません。医師の転職のように「年収200万」増加した、という話は「患者数が以前より増加している、あるいは経営状況が良い」という一定の根拠があるため、実現できるのですが、他の産業では売り上げと利益率はあくまでも一定ではありません。

 

大事なことは、自分の立ち位置をよく考える、ということです。自分の現年齢において、所属する業種、職種において自分の評価額はいくらなのか、そこが一番大事になってきます。そして、数字はもう少し上の年齢を見ることで、今後の年収がどう推移していくのかを占うことができるのです。

 

実際に転職して年収が上がった割合は、公表しないものです。転職のメリットは待遇だけではなく、転職したあとのポテンシャルにかかっているからです。医師と会社員の大きな違いは、医師が専門職であり、その職種は変わらないことに比べ、会社員はスキルを高めていくことで、新たなキャリア形成も可能になる、ということです。つまり、40代、50代になってわかることは、転職をして、そのあとにどれだけ自分が努力するかで、自分の年収は変わっていく「可能性が高い」という現実なのです。


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