DODAのこだわり検索から見えてくる企業の実態

求人検索という応募者が一番見たい情報、ここへ辿り着くまでにどういう検索方法があるのか、という点は各求人斡旋企業のメインテーマです。いかにスムーズに自分が見たい求人にアクセスできるか、と課題に対してDODAは「こだわり検索」とも呼べる機能をサイト上で展開しています。

 

求人情報検索の中には「会社の設立年」「こだわり」「詳細条件」があります。「会社の設立年」がなぜあるのか、これは非常に面白い注目点です。日本では設立して10年以内に、企業の8割は廃業しているのが現状なのです。どんな企業でも最初は数人のスタッフから始め、業務拡大につられて人材を確保していきます。ですが、企業業績と福利厚生や人件費は比例しないのが「設立から10年程度」の企業の特徴です。つまり、売り上げがなくても、良い人材は確保しなければなりません。ですから、赤字覚悟で人材を募集します。そうして、企業は成長していくのが普通の姿なのです。

 

ところが、30年、50年ともなると逆に人材の「固定化」が企業成長の壁となることが顕著です。そのために、新たな人材を雇用することで、企業は活性化を考えます。転職先が老舗企業であっても、人材を常に募集しているのはそのためです。そういう読みが、検索項目には秘められているのです。

 

「こだわり」はとても参考になる求人です。実をいえば、応募者よりは「求人企業」へのアピールという面が強いようですが、転職応募者にとっては「求人企業への親しみ、注目度」が感じられてくるため、好感度がアップしているケースがあります。「詳細条件」は、DODAならではの細かさです。人によっては、あまりの細かい条件検索についていけない人もいるようですが(特に キャリアアップ支援)、全て肯定的に捉えていくことが大事です。

 

キャリアアップ支援、についてはキャリアコンサルタントの間ではいろいろな考え方があります。実をいえば人事担当者が転職者のフォローを行う企業が多く、キャリアアップという制度にすぐに転職者が対応してくれるのかは、条件がある場合がかなりあります。ですので、まずは会社に馴染む、少なくとも半年は馴染むことに力を注ぐ必要があることを甘受するべきでしょう。いろいろと検索することで、だんだんと「どのポイントで検索すればよいか」がわかって来るようになります。サイトの使い方も研究が必要です。


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